初めてでも簡単メンテナンス【エンジンオイル交換】

エンジンオイル交換ができるようになったらカスタム中級

バイクのメンテナンスで定期的に必要になるのがエンジンオイルの交換です。
バイクのエンジンオイルの交換はだいたい3000km走行ごと、もしくは6ヶ月経過後とされています。

ただバイクや自動車のエンジンオイルはどんどん高性能のものが登場しているので、それらを利用することで交換目安の走行距離や時間を伸ばすことが可能です。

エンジンオイルは交換をするお店でそれぞれおすすめのものを紹介してもらえると思います。

もし自分で交換をしたい場合は、バイクショップやホームセンターに行くと複数の種類から選ぶことができるでしょう。

どのオイルを選ぶかは初めての時は難しく感じますが、記載されている内容がわかってくるとそれほど悩むことはありません。

エンジンオイルの種類は粘度により数値が変わってきますが、始めのうちはそれぞれのバイクの純正品で決められているものから選ぶのがよいでしょう。

よくわからない時は、素直にお店の人に聞いたほうが間違えなくて済みます。
価格だけで選んでしまうとそのバイクに適さないものになることもあるので、始めのうちは冒険せず、できるだけそれまで使っていたのと同じものを選びましょう。

初心者には難しいエンジンオイル交換ですが、必要な工具があればそれほど場所を必要とせず、簡単に終わらせることができます。

自分でできるようになったらバイクカスタムの中級者と言ってもよいので、ぜひバイクいじりに興味がある人は挑戦してみてください。

廃オイルはきちんと手順に沿って捨てる

エンジンオイルの交換方法ですが、ざっくりと説明をするとまずそれまで入っていたものを下側のドレンから落として抜き、それが終わったら反対の上側のオイルキャップより新しいものを注ぎます。

必要となる工具はこのオイルドレンを外すためと、オイルキャップを開くために使用するレンチです。

それと忘れてはいけないのが「廃油処理箱」で、これはオイル排出口において受け止める役割をします。

エンジンオイルはそのまま排水として流してしまうと、水道管の詰まりや汚れなど環境を損ねる原因になりますので、きちんと定められた方法で処理しなくてはいけません。

「廃油処理箱」は「オイルパックリ」など商品名で販売されているので、忘れずに購入しておいてください。

基本的にレンチは、車載されている工具を使うことができます。
特に力が必要なものでもありませんので、そのまま使用してもよいでしょう。

また新しいオイルをバイクに注ぐ時、缶から直接入れるとどうしてもこぼしやすくなります。
ですのでじょうごもしくはオイルジョッキという専用の容器を用意しておくと便利です。