いざという時のための工具

基本の工具はきちんと押さえておきたい

バイクというのも、パーツが寄り合った機械ですから長く走っているうちに色んな箇所のネジが緩んでしまうことはもちろんあります。
基本の車載工具に関しておおよその知識と使い方を押さえておけば、外出先でトラブルに見舞われたときも軽いトラブルであれば自分で対処することができるでしょう。

車載工具は通常、シートの下部に設けてあるスペースに格納されています。
内容はスパナや六角棒レンチ、差し替えドライバーなどといったごくベーシックな工具です。
あくまでも道路上でトラブルがあった時に応急で対処するためのキットが車載工具ですから、精度はあまり良くないことを頭に入れておきましょう。

自宅で修理を行ったりメンテナンスをする際には、車載工具ではなく別に買い求めた精度の高い工具を使用するのがおすすめです。
工具は100円ショップなどでも売っていますが、質の悪いものだとボルトやネジにダメージを与えかねません。

クオリティを重視したツールセットを買うのもおすすめ

クオリティが高く、それこそ一生ものとでも言えるようなツールのセットが市販されていますから、どうせバイクを買ったのならこれらのツールも揃えてしまいましょう。

おすすめなのは京都機械工具株式会社から出ている「モトクラブシリーズ ライダーズメンテナンスツールセット」です。
ツーリングで持ち運びできるようにコンパクトな仕様になっていますが、あらゆるシーンに対応できるような心配りがなされています。

お値段の方は28,300円と決して安くはありませんが、大事な愛車をトラブルから守ってくれることを考えると高すぎる買い物でもないと言えるのではないでしょうか。
ケースのサイズはW260×H70×D125mmですから、ツーリングに持っていくのにも最適です。

自宅でメンテナンスを行うことの多い人なら、このツールセットに加えてマグネット付きのパーツトレイを揃えておくと便利です。
これがあれば、金属製の小さなパーツをなくす心配も減らすことができます。

工具を使用するときのポイント

仕事や学校などで工具や機械などに関わっていない人の場合、スパナなどの扱いに熟練しているという人は限りなく少ないでしょう。
工具を使用するときのコツをうまくつかんでいないと、ボルトの頭をなめてしまいボルトを外すことができなくなったりしますので、気をつけたいものです。

例えば締め付けトルクを解除する場合には、ボルトに工具をしっかりと密着させて瞬間的な力を加えなければなりません。
女性の力では、工場から出荷されたバイクのボルトやトルクを解除するのはなかなか難しいところがあります。
いざというときだけ工具を出すのではなく、日頃から扱いに慣れるために簡単な解体・組み立てなどをしておくといいかもしれません。