小型自動二輪免許の取得方法

小型二輪免許を取得するには

小型二輪免許は、満16歳以上で取得できます。
教習所に通い基礎を身に付け、教習所を卒業後に、試験会場で試験を受けるのが一般的です。

教習所は費用を払えば誰でも通えるというイメージですが、入学するにも適性試験を受けなければいけません。
これはどの免許を目指す時にも同じで、教習所に入学する前に、性格や運転に適しているかを検査します。
教習所の入学資格は、小型二輪免許の場合は満16歳以上、視力が両目0.7以上、片目0.3以上ですがメガネやコンタクトの使用も認められています。
信号の3色が識別できる事、運転に支障がない範囲での運動能力と聴力があればOKとなっています。

小型二輪免許を取得するまでの流れ

適性検査に合格すれば教習所に通えます。
生まれて初めて取得する免許が小型二輪免許という場合は、学科26時間、技能12時間となります。
学科や技能の時間は、取得している免許によって変わります。

小型二輪免許に限らず、二輪免許は第1段階と第2段階の教習があり、バイクを運転するために必要な知識と技能を学んでいきます。
自動車のような路上教習はせず、全て教習所内で行います。
従って路上に出るための仮免許試験もありません。
技能試験は1日2時間まで受講できるから、上手く予約が取れれば卒業までの時間も早くなります。

ただしどの免許にも共通しているように、教習所に通う場合は卒業試験に合格しないと試験場での試験が受けられません。
学科は文章問題が90問、イラスト問題が5問あって、95問中90%正解で合格です。
直接試験場で受験する場合は、技能試験を行いますが、教習所で卒業検定に合格していれば、技能は免除となります。
試験に合格すれば、晴れて免許が交付されます。

小型二輪免許に関する豆知識

小型二輪免許を取得すると、排気量50ccから125ccまでのバイク、小型特殊自動車と原付バイクに乗る事ができます。
バイクに乗る場合も、自賠責保険に加入しますし、任意保険にも加入しておきたいところです。

バイクは排気量により保険料が異なりますが、小型二輪免許で運転できる125ccは、自賠責保険が50ccと同じです。
任意保険は保険会社により、保険料が異なりますが特約を利用すれば、維持費を節約する事ができます。
小型二輪免許の場合は高速道路を走れませんが、街中なら普通に走れます。

できるだけ早く小型二輪免許が欲しいという場合は、合宿免許もおすすめです。
教習所に通うより、時間も費用も節約できますし、できるだけ早く小型二輪に乗りたいという場合は、夏休みなどを利用して合宿で免許を取得するのもいいかもしれません。
学生は学割があるからお得ですし、早めに申し込めば友達同士で合宿に参加する事もできます。