普通自動二輪免許の取得方法

普通二輪免許の取得に必要な資格と条件

普通二輪免許は満16歳以上であれば取得できます。
取得する方法は、直接試験場に行って受験するか、教習所に通い学科や技能を学んでからの受験のどちらかになります。

ぶっつけ本番も可能ですが、技能と学科の両方に合格するにはある程度の予習が必要です。
多くの場合、教習所に通い基本的な知識や技能を身につけてから、試験場で試験を受けます。

直接試験場で受験する場合は、受験料の他に講習料がかかるため、教習所を経て受験する人とは受験料も変わってきます。
教習所に通うには費用がかかりますが、公安委員会が指定した、指定教習所に通い卒業検定に合格すると、試験場でも技能試験が免除になるなどメリットはあります。
既に普通自動車免許を取得している場合は、教習所での学科は1時間だけでOKとなっています。
普通二輪小型限定免許を取得していれば、学科教習は免除となります。

普通二輪免許の試験を受けるには、年齢以外に視力が両目0.7以上、片目0.3以上などの視力、信号の色(青・赤・黄色)が識別できる色彩識別、10mの距離で90デシベル以上の警音器の音が聴き取れる聴力も条件に入ります。
学力は普通に読み書きができればOKで、運動能力も運転に支障がないならOKとされています。

普通二輪免許を取るまでの流れ

教習所に通うにしても、最初に適性試験があります。
これは簡単な検査だからそれほど気にしなくても大丈夫です。
教習所では第1段階と第2段階に分けて、学科と技能を学びます。
免許を持っていないという場合は、学科29時間、技能19時間が必要です。

二輪免許の場合は第1と第2段階の教習を終えたら、卒業試験へと進みます。
途中の成績が良くても、卒業試験に合格しないと本試験が受けられませんから、ここは慎重に臨みましょう。
卒業試験に合格できれば、試験場での試験が受けられるようになります。
>>自動車教習所の卒業検定ってどんなことをするの?|マイコム運転免許|毎日コムネットの合宿免許

試験場で試験を受ける時には、持っている免許があればそれを持参しますが、ない場合は住民票の写しを用意します。
他には運転免許申請書、受験票、教習所でもらう卒業証明書、筆記用具が必要です。
受験費用は3,300円、免許交付手数料1,800円も用意しておきます。

普通二輪免許で運転できるバイクの種類

普通二輪免許を取得すれば、排気量50ccから400ccまでのバイク、小型特殊自動車、原付バイクが運転できます。
250ccまでのバイクは車検がありませんが、それ以上になると2年ごとに車検がありますので、車検費用がかかります。

認められた範囲内なら高速道路も通行できます。
バイクを運転する場合も、自賠責保険に加入しますし、任意保険にも入っておいたほうが安心ですから、毎月の保険料も考えておきましょう。