渋滞を避けるための考え方

渋滞にハマる前に避けることを考えよう

バイクで高速道路を走行し、渋滞にはまった経験をしたことがあるライダーは少なくありません。
渋滞にはまると精神的にドット疲れてしまいますし、やっとのことでサービスエリアにたどり着いても、ガソリンスタンドやトイレは大混雑でさらにイライラレベルが高まってしまいます。

高速道路の渋滞は、年末年始や行楽シーズンなどはある程度事前に予測できます。
しかし、予期せぬ事故によって渋滞が引き起こされることもあるため、どんな時でも油断はできません。
渋滞にはまってしまうと精神的なストレスがマックスな状態になってしまうことが予想できるわけですから、できるだけ渋滞を避けるための工夫をしたいものです。

渋滞は、ハマってからどのように抜け出すかを考えるよりも、最初から渋滞を避けるのが賢明です。
そのためには、まず渋滞の状況をナビゲーションやスマホで確認し、高速道路で渋滞している部分を避けて一般道を走るという方法を検討しましょう。
一般道では高速道路にはない信号がある他、右折や左折などがあり目的地にたどり着くまでの時間がかかってしまいます。
しかし高速道路の渋滞にはまっても時間はかかりますし、精神的かつ肉体的なストレスを考えると一般道の方が精神的なイライラを小さく抑えることができるのではないでしょうか。

敢えて下道を使うメリットは大きい

高速道路の渋滞を避けて一般道を走行することには、たくさんのメリットがあります。
1つ目のメリットは、疲労軽減効果です。
高速道路の渋滞では、ダラダラと低速走行を続けるためクラッチ操作が多くなります。
これは肉体的な疲労や精神的なストレスが大きくなる原因となるでしょう。

2つ目のメリットは、すり抜け事故を予防できるという点があります。
渋滞にはまると、多くの人がイライラしてしまいます。
バイクのライダーは、低速走行している車の間をすり抜けようと危険な走行をするかもしれません。

しかし、もしも車線変更しようとしている車がいたとしたら、お互いに注意散漫で事故を引き起こすリスクがあるでしょう。
ただでさえ渋滞している所で事故を起こしたら、更なる事故渋滞を引き起こし精神的にも肉体的にも疲労困憊な状態となってしまいます。

それでは、ツーリングに出かけた先で帰路が渋滞していることが分かったら、どうすれば良いのでしょうか。
スマホのナビアプリの中には、渋滞を避けて道案内をしてくれるアプリもあります。
そうしたスマートなアプリを使って渋滞を避けても良いですし、渋滞が解消されるまで現地で遊びながら待つという方法もアリです。
渋滞のひどさや原因によって解消されるまでどのぐらいの時間がかかるかは異なりますが、多くの場合には夜遅い時間のほうが渋滞が軽減されやすいです。