公道でバイクの練習をするのはNG
自転車を日常的に乗りこなしている人なら比較的すぐにバイクの操作を覚えることができますが、そうでない場合には時間を取って自ら練習する必要があります。
バイクは自動車とは違って二輪なので、バランス感覚をよく取らないと上手に乗りこなすことができません。
特にカーブなどでは、よく練習しておかないと転倒することもありますから注意しましょう。
バイクの練習は、公道ですることはおすすめできません。
駐車場や埠頭なども公道に属しますから、練習場所としてチョイスしない方が無難です。
家の近くにある駐車場で、夜中は誰もいないからといって練習する人もいますが、「音がうるさい」とクレームもつきかねませんのでやめておきましょう。
近隣に騒音の迷惑がかからない私有地で、使用許可を取れればそこで練習することもできますが、そういった条件のいい土地はそうそうあるものではありません。
じゃあどこで練習したらいいのと思うかもしれませんが、バイクの練習を気兼ねなくできるのは自動車教習所、あるいは運転免許試験場のコースなどです。
またサーキットの関連施設などでも練習できる場所がありますので、自宅の近くにないかぜひいろいろ調べてみてください。
バイクは独学ではなかなか上達しない
バイクを練習するにあたって、独学ではなかなか上達しないことをまず頭に入れておくことが大切です。
バイクに乗る時の姿勢なども、自己流だと長距離のツーリングなどには不向きですから、インストラクターのいるところで指導を受けながら練習するようにしましょう。
走る・止まる・曲がると言ったごく基本的な動作を正確にできるようになるためには、プロの指導と助言を受けることが大切です。
独学で練習していて一旦悪い癖がついてしまうと、それを直すのに時間がかかってしまいますから、最初からインストラクターに習うようにしたほうが得策です。
ライディングスクールや練習会に参加しよう
バイクの乗り方を教えてくれるライディングスクールは、日本全国各地にありますのでそこに入会して基礎から学ぶのが一番おすすめです。
ライディングスクールではサーキットなどを利用してバイクに乗るのに欠かせない基本教えてくれます。
ライディングスクールの入校申し込みはオンラインで受け付けているところがほとんどなので、料金やコースなどを確認して早速申し込んでみるのも悪くないですね。
これ以外に、参加費無料の実技講習会なども各地で行われています。
実技講習会では白バイ隊員や二輪車安全運転指導員が初歩の手ほどきをしてくれますから、一度行ってみることをおすすめします。
参加費は無料ですが、傷害保険料が100円程度必要になるのでこれも留意しておきましょう。