ボディーコーティング剤で紫外線から守る

ボディコーティング剤とはどんなもの?

紫外線といえば夏の日差しというイメージがありますが、冬というのも紫外線が予想外に強烈なものです。
そしてこの紫外線は、人の肌だけでなくバイクのボディにも大きな負担をかけてくるものなんです。

バイクは屋外で乗り回す乗り物ですから、耐久性に優れているとはいえちゃんとしたケアをしてあげないと美しいままで長持ちしてくれません。
カウルやパネルなどの外装パーツは冬の強い紫外線によって劣化することもありますので、適切なケアをしてあげましょう。
フロントパネルのABS樹脂なども白化しやすい素材なので、コーティングを施しておくとより長持ちしてくれます。

ボディコーティング剤というのは外装パーツにひと吹きして拭くだけで劣化を防ぐことのできる便利なグッズです。
さまざまなタイプのものがありますが、特に効果が高いのはガラス系のボディコーティング剤です。

ボディコーティング剤の使い方

ガラス系ボディコーティング剤のほとんどには拭き取り用のクロスも付属しています。
ボディコーティング剤を使う前に、まず車体をきれいに洗浄しましょう。
特に砂や泥汚れはきれいに洗い流すのがポイントです。

LAVEN(ラベン)から発売されている「ガラス系ボディーコーティング SRX7 180ml」の場合、車体が濡れた状態でも使用することができます。
バイクを洗った後にコーティング剤をスプレーし、クロスで拭き取るだけという簡単な作業で難なく車体をコーティングすることができます。

コーティング剤を噴霧する際に注意したいのは、ペダルとステップ、シート、そしてグリップの部分は避けるということです。
これらの部分にコーティング剤を塗ってしまうと、走行中に手や足が滑ってしまいやすくなるため非常に危険です。

樹脂の白化を復活させる方法

バイクにはABS樹脂がいろいろな箇所に使用されています。
ABS樹脂は冬の紫外線によって劣化しやすいので、特に念入りにケアをしましょう。

フロントパネルやエアクリーナーボックス、リアフェンダーなどといった目立つパーツはほとんどがABS樹脂でできていますが、この部分はボディコーティング剤ではなくてプラスチック光沢復活剤というものでお手入れをします。

プラスチック光沢復活剤の使い方は簡単で、ABS樹脂部分に噴霧して乾燥させるだけです。
液剤が垂れる部分はウエスなどを使って均一になるように塗り伸ばしていくといいでしょう。

プラスチック光沢復活剤はバイクだけではなくて車にも使用できます。
ちょっとお手入れをするだけで車体が見違えるように美しく復活しますので、是非試してみてください。

お値段の方もそれほど高くなく、例えばLAVEN(ラベン)から出ている「プラスチック光沢復活剤 420mL」は税込で1,944円です。