バイクの初心者あるある

バイクに久しぶりに乗ろうとしたら

バイクというのは精巧なメカニズムで出来た機械ですから、ちょっとしたことで動かなくなってしまうことがあります。
初心者のうちは特にバイクの扱い方に慣れていないため、うっかり失敗をしてとんでもないことになってしまうこともあります。

その最たるものが、「バイクに久しぶりに乗ろうとしたら動かない」というものです。
特に寒い冬はバイクに乗らずに自家用車で外出してしまう人の場合、久しぶりにバイクを引っ張り出してきて乗ろうとするとうんともすんとも言わないことがあります。

バイクのエンジンがかからない理由としては「バッテリーが上がってしまった」あるいは「キャブレターが汚れている」などといった原因が考えられます。
乗らない間もバイクの最低限のメンテナンスはしておかないと、せっかく買ったバイクもお蔵入りしてしまうことになります。

少量の燃料が残っているとバイク内に残っていると、この燃料が腐敗して錆びてしまい、エンジンがかからなくなります。
バイクを長期間乗らないことが分かっている時には、あらかじめキャブレター内の燃料を抜いておくことでこのトラブルを防ぐことができます。

バッテリーが上がってしまっている場合、キックをしてエンジンを始動させる方法があります。
キックしても効果がない場合には押しがけでエンジンを始動させることもできます。

スパークプラグに不具合があってもエンジンがかかりませんので、定期的に点検をしておきましょう。
電極が消耗していたり、電極が溶けているような状態になっていたりするとスパークプラグが正常に機能せず、いくら頑張ってもバイクのエンジンがかかりません。

エンジンがかからない以外にも、グローブが先かヘルメットが先か忘れてしまい、先にグローブをつけてしまう初心者なども多いようです。
グローブをつけてしまってからではヘルメットのベルトをうまくはめるといった細かい操作をすることができません。
こういった細かい手順も、日頃バイクに乗っていれば自然と覚えられることですから、最初のうちは失敗してもあまり気にしないことが重要です。

1速から間違えてニュートラルに入れてしまう

信号待ちで青信号になった瞬間に、1速から間違えてニュートラルに入れてしまって拍子抜けするというのも初心者にありがちです。
バイクというのはシフトパターンが1→N→2→3→4となっており、1速と2速の間にニュートラルがあります。

そのため、2速に入れたつもりで突然空ぶかしに逢い、前のめりになってしまうわけです。
こういったミスはバイクにの時間を長くすることによって解消していくことができます。
何しろ、習うよりも慣れが大切ということですね。