バイクのセルモーターが回転しない原因と対処法

バイクのセルモーターが回転しないのはなぜ？

バイクのセルモーターが回転しない原因は、ひとつではありません。
いくつかありますが、原因として多い順に紹介します。

バイクのセルモーターが回転しない時、バッテリーが上がっているというのが意外と多いです。
この時ライトを付けてみて、つかなければバッテリー上がりの可能性が高いと考えられます。
もう1つはセルモーター自体の故障です。

リレーションの接触不良も、バイクのセルモーターが回転しない原因になりやすい傾向があります。
意外なところでは、バイクスタンドを外していない、ブレーキを握っていない事が原因で、バイクのセルモーターが回転しない事があります。
これはバイクの種類による違いもありますが、安全機能が作動した状態ではバイクのセルモーターが回転しない事がよくあります。

バイクのセルモーターが回転しない時の対処法

原因によって対処法は異なりますので、それぞれの対処法を紹介します。
安全機能が作動した状態の場合は、スタンドを外す、ブレーキを握るなど思いつく事をしてみると、あっさりエンジンがかかる事があります。

バッテリー上がりは、充電すれば解決する事もありますが、充電しても同じ状態を繰り返すようなら、バッテリーの寿命の可能性があるので、バッテリーを交換します。
バッテリーはテスターで点検もできますが、電圧が12.5V以上あるのに回らない場合は、他の原因を探ってみましょう。

バッテリーはまだあるのに、動かない場合はセルモーターの故障か、リレーションの接触不良など、他に原因が隠れています。
セルモーターの故障は、セルモーターごと交換し、リレーションの接触不良は配線をいじる事になるので、バイクショップや修理屋に依頼するのがおすすめです。

そのほかの原因と対処法

バイクのセルモーターが回転しない原因と対処法としては、イグニッションスイッチの故障、エンジンストップスイッチの故障、ヒーズ切れなどがあります。
スイッチが故障している場合は、新しく交換する方が安心ですし、確実です。
ヒューズ切れは、点検により見つかる事も多い、ですが、何度も繰り返す場合は、過電流による影響が考えられますので、修理を依頼する方がいいかもしれません。

バイクに乗る場合はある程度バイクの知識があった方が、何かトラブルが起きた時にも慌てず対処できます。
自分で修理できるならそれもいいですし、自信がない場合はバイクショップや修理屋に頼りましょう。
バイクもいある程度乗ってれば、いろいろなところに不具合が出てきます。
トラブルになってから慌てるよりも、そうなる前にこまめな点検やメンテナンスで、バイクのセルモーターが回転しないなどがないよう、注意しておく事が大切です。